フェイスブックは2月1日、第4四半期決算を発表した。モバイル広告の好調を受け、総売上高は前年度比51%増の88億1,000万ドル(約9,960億円)で1兆円に迫る形になった。売上は7四半期連続で伸びており、伸び幅は過去最高を記録した。 売上増にはインスタグラム等のモバイル動画広告が大きく貢献した。モバイル広告は広告売上全体の約84%を占めている。調査会社eMarketerは今年のフェイスブックの年間広告売上を330億7600万ドル(約3.7兆円)と予測しており、広告分野ではグーグルに次ぐポジションを得ている。 世界のフェイスブックユーザーは今年、一人当たり年間18.25ドルの売上を生み出すと予測される。シェリル・サンドバーグCOOは「弊社のビジネスの主軸はモバイルに移行しており、フェイスブックもインスタグラムも成長を遂げている」とフォーブスの電話取材に応えた。 ユーザー増加率も堅調で、フェ