Microsoftによると、欧州委員会が計画通りにMicrosoftのOS「Windows」に対して制裁措置を実施する場合、欧州連合(EU)の規制当局はインターネット検索事業におけるGoogleの独占拡大に手を貸すことになるという。Financial Times(FT)が報じている。 FTは現地時間5月9日、独占禁止法訴訟を進めようとする欧州委員会へ期限直前に提出した部外秘の書類に盛り込まれたこのMicrosoftの動きについて報じた。 欧州委員会の広報担当者はFTの記事に対し、「欧州委員会は、Microsoftがわれわれの異議告知書に対して述べた議論のすべてを調査するつもりだ」とコメントしている。 Microsoftの担当者にコメントを求めたが、現時点で回答はない。 欧州27カ国で構成されるEUでの競争を統制する欧州委員会は、Microsoftが自社ウェブブラウザを独占的なWin