フランス・パリ(Paris)で、眼科検診を受ける女性(2008年4月24日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/MEHDI FEDOUACH 【10月26日 AFP】まれに発生する先天性視覚障害であるレーバー先天性黒内障(LCA)で失明しつつある患者らに実施した遺伝子治療による視力回復例が24日、米サンフランシスコ(San Francisco)で行われた全米眼科医大会で発表された。 米ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)医学部のジーン・ベネット(Jean Bennett)氏らによる画期的な治療法は、矯正遺伝子を遺伝子操作で無毒化した風邪ウイルスに注入するというもの。眼球に注入された改変ウイルスは視力障害の原因となっている細胞に感染し、いわばコンピューターウイルスの「トロイの木馬」に似た働きで、正常なDNAを網膜に伝達する。 ベネット氏らの研究チ
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