ノルウェーの首都オスロ(Oslo)の政府庁舎ビル付近の爆発で被害を受けた市街地(2011年7月22日撮影)。(c)AFP/SCANPIX/THOMAS WINJE OIJORD 【7月23日 AFP】(一部更新、写真追加)ノルウェーの首都オスロ(Oslo)中心部の首相府付近で22日、爆発が発生した。その数時間後にオスロ郊外の島で男が銃を乱射し、警察によると、爆発と乱射を合わせてこれまでに少なくとも87人が死亡した。死者はさらに増える可能性もあるという。 警察によるとオスロ中心部の爆発では7人が死亡、数十人が負傷し、負傷者のうち9人は重傷を負った。首相府が入る建物などいくつかのビルは大きく損壊した。周囲の歩道には割れたガラスなどが散乱し、がれきからは煙が立ち上った。 警察の報道官によると、爆発の直前に猛スピードで走る車が目撃されているが、爆発が自動車に仕掛けられた爆弾によるものかどうかは確認