エジプト北部アレクサンドリア(Alexandria)で、与党・自由公正党(Freedom and Justice Party)の事務所から持ち出した家具などを燃やす、ムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)現大統領に反対するデモ隊(2013年6月28日撮影)。(c)AFP 【6月29日 AFP】(一部更新)イスラム主義組織出身のムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)氏が大統領に当選してから1年を迎えたエジプトで28日、北部にある同国第2の都市アレクサンドリア(Alexandria)などで、同大統領の支持派と反対派のデモ隊が衝突し、米国人1人を含む3人が死亡した。 テレビ局が撮影した映像では、同市のシディ・ガベル(Sidi Gaber)地区で銃声が聞こえた後、デモ参加者が四方八方に逃げ去る様子が映し出された。 医療関係筋によると、死亡した米国人は21歳で、散弾銃の傷で病院に