ブルガリアのリラ(Rila)山中のクマ保護区であくびをするヒグマ(2004年6月5日撮影)。(c)AFP/VALENTINA PETROVA 【3月6日 AFP】経済危機がブルガリアのヒグマたちを救っている、との話題が4日付の同国日刊紙「24時間(24 Hours)」に掲載された。ブルガリアを襲った経済危機により、猟師たちが高額なハンティング費用を支払えなくなっているのが原因だという。 24時間紙によると、ブルガリア南部で、フランス人猟師が巨大なクマをわざと見逃すという出来事があった。猟師は、このサイズのクマを仕留めた際に支払う1万9000ユーロ(約234万円)を出せないので見逃したのだという。 猟師が支払う代金はクマの大きさにより計算されている。同紙は「ハンターたちよ、発砲の前に計算を!」と冗談めかしてこの出来事を報じた。 ブルガリア南部のRakitovo狩猟地区で狩猟をしていたこの猟師
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