ニューヨークの金融街で、出勤するビジネスマンたち(2008年10月10日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Spencer Platt 【7月8日 AFP】経済危機においては、自殺と殺人、心臓まひによる死亡の件数が増えるが、交通事故は減る――英国の研究者らによるこうした研究結果が、8日の英医学専門誌「ランセット(The Lancet)」に発表された。 オックスフォード大(Oxford University)とロンドン大学衛生熱帯医学校(London School of Hygiene and Tropical Medicine)の研究者らは、1970年から2007年までの欧州連合(EU)26か国のデータをもとに分析を行った。 その結果、65歳以下の自殺者の数は、失業率が1%上昇するごとに0.79%ずつ増えることがわかった。殺人件数についても同程度の増加が見られた。 対照的に、車
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