パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のラマラ(Ramalla)の市場で売れれている、イスラム教徒女性用のヘッドスカーフ(2009年8月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/ABBAS MOMANI 【6月6日 AFP】フランスの女性の権利を訴える活動家グループは5日、中東歴訪中に行った演説の中でイスラム教徒女性がスカーフを着用することを擁護したバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領を非難した。宗教をめぐる感情的な対立を緩和するため、同大統領がこの問題を利用したと主張している。 オバマ大統領はエジプトのカイロ(Cairo)で行った演説の中で、フランスなど一部の国が、「自由主義の仮面の裏に宗教に対する敵意を隠している」として批判し、西側諸国はイスラム教徒の市民たちによる宗教の実践が適切であると思われる場合にはそれを妨げないようにすべきで、例えば、イスラム教徒の女性の