イラン・テヘラン(Tehran)で軍事パレードに参加するバシジ(人民動員軍、Basiji)メンバー(2007年9月22日撮影)。(c)AFP/ATTA KENARE 【4月18日 AFP】国営イラン通信(IRNA)は16日、イランの原子力施設建設計画を妨害することを目的に作られたコンピューターウイルス「スタクスネット(Stuxnet)」の背後に米国とイスラエルがいるとの見解をイランの軍事組織幹部が示したと報じた。 イランの民間防衛組織のゴラム・レザ・ジャラリ(Gholam Reza Jalali)司令官は「調査と研究の結果、スタクスネットの発生源は米国とイスラエルだった」と述べた。 スタクスネットは発電所や化学工場、浄水施設で使用されている独シーメンス(Siemens)の特定のシステムを標的にするウイルスで前年6月に初めて公式に明らかにされた。その後数か月間でイランの施設にさまざまなトラブ