独ベルリン(Berlin)の旧博物館(Altes Museum)が所蔵するネフェルティティ(Nefertiti)王妃の胸像(2005年8月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/DDP/OLIVER LANG 【10月12日 AFP】エジプトがルーブル美術館(Louvre Museum)所蔵の古代エジプト遺物の返還を求めていた問題で、フランス文化省の特別委員会は9日、3000年前の壁画5点をエジプトに返還することを全会一致で決定した。2000~03年にルーブルが取得したこれらの壁画が、1980年代の盗品だと確認されたためという。 決定を受け、エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities、SCA)は、7日に発表したルーブル美術館との協力凍結について、返還され次第回復すると発表した。 エジプトの古代遺物の多くは英国の植民地時代に流出し、海
パリのルーブル美術館(Louvre Museum)の、古代エジプトの遺物を展示している部屋(2005年5月14日撮影)。(c)AFP/PIERRE VERDY 【10月8日 AFP】エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities、SCA)のザヒ・ハワス(Zahi Hawass)事務局長は7日、仏パリ(Paris)のルーブル美術館(Louvre Museum)が、盗掘された古代エジプトの遺物を展示しているとして、盗品が返還されるまで同館との協力を一切停止すると発表した。 仏関係筋によると、エジプト側が返還を求めているのは、同国中部ルクソール(Luxor)の「王家の谷(Valley of the Kings)」の墓から盗まれた複数のステラ(石碑)だという。 ハワス氏は、ルーブルは1980年、盗品と知りながらこれらを購入したと主張し、「盗品
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