米連邦通信委員会(FCC)は、固定電話会社各社が接続を義務付けられている特定地域への通話について、「Google Voice」がこれをどう取り扱っているかの調査に乗り出している。 この訴えはAT&TによりFCCに申し立てられていたもので、AT&Tは、Googleが米政府に対して長年支持を表明してきたはずのネット中立性原則に則っていないとして非難している。Associated Pressの記事によれば、米国時間10月8日に米議会の複数の議員がこの件を調査するようFCCに要請し、こうした懸念が聞き入れられたという。Googleもこれを認めている。 この論争は、接続する通話に対して極端に高額なレートで課金することが認められている特定地域の電話ネットワークについて、Googleが通話を遮断している行為を巡るものだ。これら地域通信事業者のなかには、アダルトチャットサービス提供業者や電話会議会社など、