Intelは2月16日(現地時間)、4年前にNVIDIAとの間で締結したクロスライセンスが、メモリコントローラを統合した次世代のIntelプロセッサへ自動的に拡張されるものではないとの申し立てを裁判所に対して行なった“らしい”。「らしい」という書き方になるのは、本稿執筆時点で申し立てた当事者であるIntelからこの件に関する正式なリリース等が出されておらず、申し立てられたNVIDIA側の反論しか公開されていないからだ。 というわけで少し分かりにくい状況だが、4年前のクロスライセンス(バスライセンス)は「Nehalem(ネハーレン)のようなメモリコントローラを統合した将来のプロセッサ」(NVIDIAのプレスリリースの記述)には及ばないというIntelの主張は、裏返すとNVIDIAがIntelの意図に反して、メモリコントローラを統合した将来のIntel製プロセッサ向けチップセットを開発している
2009年2月にクロスライセンス違反でIntelから訴えられたNVIDIAは米国時間3月26日、Intelを反訴した。Intelは当初、2社が締結したチップセットのライセンス合意には、次世代プロセッサ「Nehalem」は含まれていないと主張していた。 NVIDIAは同時に、Intelへの特許ポートフォリオのライセンス提供を打ち切ることも求めている。 Intelは2月、チップセットに関して2社が4年以上前に締結したクロスライセンス契約には、メモリコントローラを「内蔵する」Nehalemなどの次世代チップは含まれないとして、NVIDIAを提訴した。 「この係争を開始したのはNVIDIAではない」とNVIDIAの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるJen-Hsun Huang氏は声明で述べている。「しかし、われわれは自己弁護しなければならない。Intelの行為は、Intelが提供すると合意した
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