米バージニア(Virginia)州ラングレー(Langley)にある中央情報局(Central Intelligence Agency、CIA)本部のロビー(2008年8月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAUL LOEB 【6月14日 AFP】米中央情報局(Central Intelligence Agency、CIA)は、ブログやウィキ(Wiki)といったいわゆる「Web 2.0」のツールを取り入れ始めた。だが、情報を共同作業で編集したり公開したりするという概念は伝統的なインテリジェンス・コミュニティーの文化にそぐわず、システム導入は容易ではないようだ。 CIAは2005年に情報機関版「ウィキペディア」ともいうべきイントラネットのコンテンツ管理システム「Intellipedia(インテリペディア)」のパイロット版を開始した。2006年4月に本格稼働し、現在16の米情報機関が参加し