マイクロブログサービスTwitterのアカウントは、ウイルス感染した複数のコンピュータの「ボットネット」を束ねる指令センターとして悪用される可能性があると、セキュリティ企業Arbor NetworksおよびSymantecが報告した。SymantecのアナリストPeter Coogan氏は、米国時間8月14日に投稿したブログ記事の中で、「Downloader.Sninfs」と呼ばれるマルウェアの一種をダウンロードするリンクをつぶやいていたアカウント「@upd4t3」を研究者らが発見したと書いた。その後、このアカウントはTwitterにより停止された。 Downloader.Sninfs(別名「Infostealer.Bancos」)はトロイの木馬で、ブラジルの銀行のサイトを装い、感染したコンピュータからパスワードや関連する個人情報を収集する。 Twitterにおけるセキュリティは現在、重大