バリヤードの取り調べ、誕生のきっかけは『セブン』 米IGN、GameSpotの取材にて、ロブ監督や主演のジャスティス・スミスは、バリヤードの映像化が実現するまでの紆余曲折を明らかにしている。監督によれば、バリヤードの映像化に費やされた期間は約2年。映画の原案となったゲーム『名探偵ピカチュウ』の脚本を読み、デヴィッド・フィンチャー監督作品『セブン』(1995)の取り調べシーンからアイデアを着想したという。 「古典的なフィルム・ノワールの取り調べシーンを、バリヤードでやったら面白いぞと思ったんです」。最初、ロブ監督は『セブン』のケビン・スペイシー出演シーンに上からバリヤードを描いて、株式会社ポケモンにアイデアを提案。プレゼンを受けた株式会社ポケモン側は、当初「気持ち悪いものが出来上がってしまう」としてバリヤードの登場を渋ったという。無理もない。 そんな中、監督に救いの手を差し伸べたのは、同社代