2012年2月21日のブックマーク (4件)

  • 運動と官僚と政治についてのさらなる疑問 - 泣きやむまで 泣くといい

    今日は何をおいてもこの記事だろう。 障害者制度改革の重大な岐路 竹端寛 http://synodos.livedoor.biz/archives/1898730.html 少し前のブログで自分が言及した記事なども含めてのわかりやすいまとめ。非常に読みやすい。多忙を極めておられるであろう中でこういう長文をまとめられるのはさすが。 個人的に興味のあったところは、このあたり。終盤。 我が国では官僚機構の上に立つ大臣や政務官がコロコロ変わる。社長がしょっちゅう交替しても会社が持つのは、官僚制がしっかりしているからである。だが、その官僚制に対して「変革」を突きつけた当時の社長命令や、それにもとづいて出された骨格提言に対して、対応できないのは官僚制の機能不全ではないだろうか。もちろん、官僚システムの批判ばかりしても質は捉えられない。政治家(=厚労省の政務三役)にビジョンがないなら、省を守るための策は

    運動と官僚と政治についてのさらなる疑問 - 泣きやむまで 泣くといい
    kenkido
    kenkido 2012/02/21
    このような政治家(代議士)抜き、議会抜きでの、官僚と協力する専門家、専門家が掻き立てる運動という三つ組構図が、政府・知識人(指導者)・(指導された)国民という三つ組からなる翼賛関係である。
  • ニュース争論:「熟議」と民意 仙谷由人氏/曽根泰教氏 - 毎日jp(毎日新聞)

    落ち着いた議論で合意形成を目指す「熟議」が、日から失われつつある。相手の攻撃に明け暮れる国会、短期間に大きくぶれる民意……。「熟議の国会」を訴える仙谷由人・民主党政調会長代行、討論の要素を加えた新たな世論調査を提唱する曽根泰教・慶応大大学院教授に処方箋を聞いた。【立会人・尾中香尚里政治部副部長、写真・岩下幸一郎】 ◆民意と国会が補完関係に--民主党政調会長代行・仙谷由人氏 ◆政策論議も国民が責任を--慶応大大学院教授・曽根泰教氏 ◇「ねじれ国会」の現実 立会人 仙谷さんは野党時代から「熟議の民主主義」を訴えてきましたが、現実の国会は熟議にはほど遠い状況です。 仙谷氏 ベルリンの壁崩壊やソ連解体を受け、政治は「資主義対社会主義」という「体制選択」から「政策競争」の時代に移りました。与野党が議会で議論を詰め、合意を練り上げることが政治質だと考えます。 しかし日は「議会は政府追及の場」

    kenkido
    kenkido 2012/02/21
    「調査結果を政策決定に直結させるシステムは、議会がある限り作れない」んじゃなくて、「無作為抽出による集団」から「集約」ならぬ捏造する「意見」でする政治は、議会政治(議会主権での政治)と根本的に別もの。
  • ギリシャは民主主義のためにデフォルトしろ

    kenkido
    kenkido 2012/02/21
    「ドイツの憲法裁判所はつい最近、議会の主権は絶対であり、議会は外部機関に恒久的に主権を移転してはならず、どんな議会も決して後継の議会の自由を制限してはならないとの判決を下した」
  • ギリシャは民主主義のためにデフォルトしろ

    (2012年2月20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ドイツのヴォルフガング・ショイブレ財務相が追加支援の条件として、ギリシャは4月の選挙を延期すべきだと提案した時、筆者には、このゲームがもうすぐ終わることが分かった。我々は、支援の成功と民主主義がもう両立しないところに来てしまったのだ。 ギリシャはユーロ圏の植民地? ショイブレ財務相は、「誤った」民主的選択を回避したいと考えている。また、選挙は予定通り実施するが、選挙結果にかかわらず大連立内閣を組んでもらうという類似の案もある。 つまり、ユーロ圏は、自分たちが選んだ政権をギリシャに押しつけたいと思っている。ギリシャはユーロ圏にとって初めての植民地になるわけだ。 ショイブレ財務相のジレンマは理解できる。彼は連邦議会に受託者責任を負っている一方で、自分自身がうまくいかないと思っているプログラムの承認を求められているのだ。 確かに選挙の前に

    kenkido
    kenkido 2012/02/21
    いいなあ、イギリスは。「「誤った」民主的選択を回避」するという発想が、何の疑問も無く受け取られ、むしろそれこそ政治の正道と信じてる日本と大違い。