ことし4月の千葉県議会議員選挙に立候補した候補者を当選させる目的で、有権者らに飲食の接待を行い、投票や票の取りまとめを依頼したなどとして、警察は指定暴力団「住吉会」の会長ら合わせて3人を公職選挙法違反の疑いで逮捕しました。 警察の調べによりますと、3人は、ことし4月に投票が行われた千葉県議会議員選挙でいすみ市選挙区から立候補した候補者を当選させる目的で、告示前の3月上旬市内の飲食店で、有権者ら10数人に対し1人当たり数千円分の飲食の接待を行い、投票や票の取りまとめを依頼したなどとして、公職選挙法の買収などの疑いがもたれています。 警察は「今後の捜査に支障が出る」として、3人の認否を明らかにしていません。