「我々の環境への取り組みの集大成」──08年10月に開業した大規模SC(ショッピングセンター)「イオンレイクタウン」について、イオンの担当者はこう語る。施設面積が東京ドーム5個分という国内最大級の規模を誇る同SCが、柱の一つとしてアピールするのが「エコ」だ。 屋根や壁面には総面積4000平方メートルという、商業施設としては最大の太陽電池パネルを設置。また、新型の天然ガス熱電供給システムを導入するなど、空調も徹底的に省エネ化した。これらの設備がなかった場合と比べ、施設全体のCO2排出量を20%削減したとうたう。客に対しても館内のモニターなどを使って、エコへの取り組みが目立つようにアピールしている。