VBAが使えるようになるには、ある程度の知識を学ばなければなりません。オブジェクトの理解もそのひとつです。オブジェクトとは、対象となるモノという意味です。たとえば、セルA1はRange("A1")のようにRangeオブジェクトで表します。このRangeオブジェクトに対して、データを入力したり、罫線を引いたりすることになります。 さらに、オブジェクトは独立して存在するものばかりではなく、何らかのオブジェクトに含まれているものもあります。たとえば、セル(Rangeオブジェクト)は、ワークシート(Worksheetオブジェクト)に含まれています。どのワークシートにも属さないセルというのは存在しませんよね。同じようにワークシート(Worksheetオブジェクト)も、ブック(Workbookオブジェクト)に含まれるオブジェクトです。つまり、セルA1を正確に記述するのなら「Book1のSheet1のセ