近隣で収穫された安心安全な野菜を食卓に―。日本でいうところの地産地消の動きは米国でもある。むしろ一歩先を進んでいるかもしれない。農家向けに販売・伝票管理などのクラウドサービスを展開している「Farmigo」が、野菜や乳製品、お肉などの大口注文を提携する農家に代わってネットで受けるサービスを新たに始めた。利用する側にとっては“顔の見える”農家から安心して野菜などを購入でき、一方農家にとっては販路が確保できるというメリットがある。 同サービスは職場や学校、病院などの週1回の定期利用を想定している。野菜・果物だけでなく、肉やソーセージなどの加工品、牛乳やヨーグルトといった乳製品、そのほかパンやコーヒーなども扱っている。こうした商品は25州にまたがる300の提携農家が生産しており、オーダーする人(団体)のロケーション周辺で、オーダーした種類の商品を生産している農家をFarmigoがマッチングする仕
脱サラで農家に転じた薮田兄弟の奮闘記。消費者を意識して「作られた常識」を打ち壊す、新しい農業のかたちとは 北海道に移り住んでサラリーマンから農業に転じて成功しているユニークな兄弟がいるので、今回はその話を紹介したい。その兄弟とは、兵庫県川西市出身の薮田秀行さんと弟の貞行さんだ。 薮田兄弟の奮闘から見えてくるのは、当たり前のことではあるが、しっかりした「商品開発」を行い、消費者の心をとらえれば、農業も補助金をあてにしなくても、あるいは規模を無理やり拡大しなくてもビジネスとして十分にやっていけるということである。 「安心で安全な食べ物作りに取り組みたい」 「肥料も農薬も全くやらず、土も耕さないで種をそのまま蒔く自然栽培に試行錯誤で取り組み、成功しました」 こう話すのは、「とかち帯広空港」近くの帯広市愛国町で野菜農家を営む薮田秀行さん。会社名は「やぶ田ファーム」。薮田さんは、自然との共存、共成を
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