ポータルサイトに外部の機能を取り込めるなど、SaaS利用に注目する中小企業に向けたサービスの強化をキヤノンMJが発表した。 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は10月14日、社員30人以下の中小企業向けIT活用支援サービス「HOME」の新メニューを発表した。 HOMEは2009年冬に立ち上げたサービスの総称。キヤノン製複合機のユーザーが多い中小企業のIT活用を支援することを目的としている。従来は、UTM(統合脅威管理)装置を利用したネットワーク環境のセキュリティ対策や、Webブラウザでスケジューラーなどが使用できるポータル機能、同社コンタクトセンターが提供するサポートの3つのメニューで構成されていた。 新メニューの多くは、ポータルで利用できる機能となる。例えば「HOME-Link」機能は、ポータルにSaaS型サービスを登録することで、ポータル画面からユーザーが利用したいサービス