原宿のストリートファッションは個性的で、雑誌もショップも提案できない独特の着こなしが世界でも評判。そんななか、ネックレスのようにカメラを首から下げたファッションが“古着系”の人たちの間で急増。ここ数カ月ほどで男女ともに一気に広がった感がある。 カメラを首から下げた着こなし’というと“カメラ小僧”のイメージがあるが、原宿のカメラ小僧は必ずしも写真マニアというわけではないようだ。彼らのカメラをよく見ると、現代的なデジカメは皆無で、レトロな雰囲気のものが圧倒的。大きなズームレンズも付いておらず、有名カメラメーカーのロゴもないせいか、コロッとしたフォルムが愛らしく感じられる。 ストラップにも注目したい。機能性を重視した滑り止め付きの太いストラップではなく、ネックレスチェーンのような細めのものが主流。物を撮るカメラというよりも、アクセサリー感覚のオシャレなカメラといった印象が強い。メカっぽいデジカメ