「火球」と呼ばれる非常に明るい流星がオーロラを横切る様子を、東京都三鷹市のベンチャー企業「遊造」が米アラスカ州で撮影した。火球は11日午後7時50分(日本時間)に現れた。輝きを増しながら、淡い緑色の光のカーテンを横切り、氷点下約20度の極寒の夜空を彩った。 遊造は、アラスカ大の観測所に高感度カメラを設置、インターネットでオーロラを中継している。古賀祐三代表は「これほど明るい火球がオーロラと重なるのは珍しい」と感激した。 アラスカ大によると、この1週間のオーロラ活動は比較的静かで、今後数日もその傾向が続くと予測している。【西川拓】 【関連記事】 <オーロラの写真> <夏のアラスカ>