いろいろな店で外食をしていると、次第に自分の口に合う贔屓の店がいくつか見つかっていくもの。それが家の近所にあれば幸せだが、遠方となると、見つけた嬉しさと同時に滅多に味わえない悔しさが芽生えてしまうかもしれない。今でこそインターネットでのお取り寄せは珍しいものではなくなったが、それでも店側がネット対応していなければ、もしくはネット通販ができないものなら自分が現地を訪れるしか味わう方法はない。米国のある男性は「自宅から片道2,200キロ離れた場所にある、特定の店のピザしか食べたくない」と、わざわざ数日会社を休んで車を飛ばし、毎回150枚もの大量のピザを購入して持ち帰っているという。 米紙ジャクソン・クラリオンレッジャーやボストン・グローブなどによると、この男性はミシシッピー州ジャクソンで暮らす51歳のデイビッド・シュラーさん。父親の仕事の関係で13歳のときにジャクソンへ引っ越して来て以来、彼と