お待たせいたしました。 木内鶴彦さんの続きです。今日は彼が意識だけになって世界を旅した臨死体験のお話をご紹介します。 木内さんは、激務をこなしていた22歳のある日、夜勤中に突然倒れ救急車で病院に運ばれました。 腹部の我慢出来ない程の痛みは、何度も気を失うくらいだったそうです。 後になってやっと分かったのですが、病気の原因は、ストレスなどから背骨と動脈の間に十二指腸が挟まれ、腸閉塞を起こしていたのでした。 これは世界でも120例ほどしか報告されていない非常に珍しい病気だったようで、この症例で命を取りとめた人はいないという、大変恐ろしい病気だったのです。 木内さんが、奇跡的に一命を取りとめる事が出来たのは、家族の愛からでした。 72キロの木内さんが、一夜で42キロまで激減し、検査も出来ないほとに衰弱して、余命1週間と宣告された時に、父親が病名も分からないまま死なすより、検査をして原因を突き止め
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