グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。 6月のブログで海岸のタマキビの仲間(貝)の写真を載せたところ、島内の2人の方から「島の中学生や高校生が過去にこの貝を研究していた」という情報をもらいました。 (写真はアラレタマキビです) 中学生の研究は、東京都科学教育振興会、読売新聞社主催の日本学生科学賞・東京都の部で最優秀賞になったとのこと。その研究が「海辺の科学」という本の中に掲載されていました。 本の中には、生徒達がフィールドでの観察から様々な疑問を感じ、それを解決するために自分たちで方法を考えていった過程が記録されていました。 全く動かない貝に対しての「生きているの?」という疑問から始まり、海水をかけたり、真水をかけたり、光に対する反応を調べたり…。本ですぐに答えを見つけるのではなく、自分たちで答えを探していく