最近日本進出の発表で日本でも話題になった、中国で最も人気の検索サイト百度(バイドゥ)が2006年の検索ワードランキングを発表した。日本ではYahoo!やgooなどが同じく検索ワードランキングを発表しているので、双方を比べるとお国柄の違いを垣間見ることはできるだろう。 トータルで頭ひとつ抜けてトップだったのが「MP3」。バイドゥがその年の検索キーワードを紹介するのは2004年より始まり2006年で3回目となったが、この言葉が3年連続で不動の1位となった。中国人のインターネット利用者にとって、MP3は切っても切れない関係なのだろう。これが1位から転落するとき、音楽の著作権侵害は少なくなるのだろうか。 2位から6位までが僅差で2位グループを形成している。2位がオンラインのレースゲーム「Crazy Racing(筆者注:検索語は中国語だが、日本語漢字の表記ができないため、英語名に変換した表記として