求人情報などで「裁量労働制」「フレックスタイム制」といった言葉をよく目にします。 この2つの制度は「労働時間の融通が利きそう」というイメージはあっても、具体的な意味や違いは知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか? 今回は、それぞれの制度がどのようなもので、どのようなメリット・デメリットがあるのかを解説します。 裁量労働制はなにか? 裁量労働制は、労働者が何時間働くかを自分で決めることができる制度です。 労働時間は計算されず、労働者は決まった労働時間に応じて賃金を支払われる。 極端な話、1日1時間しか働かなくても、与えられた仕事をきちんとこなせるのであれば問題はない。 また、出勤せずに自宅やカフェで仕事をすることも認められています。 一方で長時間労働をしたとしても場合は、あらかじめ決められた給与しか支払われません。 裁量労働制のメリット・デメリットを紹介 裁量労働制は、自分の都合