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accountingとcompanyに関するkenzan8000のブックマーク (3)

  • ソフトウェアの資産化について⑥|ITと決算など

    前回と前々回は、税務上の処理を推測する方法を説明しました。(繰り返しになるようですが、税務上の処理は開示資料からだけでは全て把握できる訳ではないので、あくまで推測できるだけです) 繰延税金資産の内訳からソフトウェア資産を推測する方式ですが、実はひとつ注意点があります。カカクコムでは、「ソフトウェア」の記載がありましたが、必ずしも全ての会社が「ソフトウェア」という項目として記載している訳ではない点です。 第3回で取り上げたぐるなびとクックパッドについては、「ソフトウェア」という項目ではなくて、「減価償却超過額」「減価償却費」という項目があります。減価償却費の違いは言い換えれば資産計上金額の違いなので、ほぼ同じ内容ではあるのですが、ひとつ念頭に置いてください。 「減価償却」だと、ソフトウェア分以外にも、有形固定資産やその他の無形固定資産も混ざっている可能性もあります。もちろん、最近のIT企業は

    ソフトウェアの資産化について⑥|ITと決算など
  • ソフトウェアの資産化について③|ITと決算など

    さて、今回は、IT系の上場企業(上場予定企業含む)がソフトウェアを処理をどのようにしているのか、会計的な面から見てみようかと思います。 下記がざっと関係しそうな企業のBSを並べてみました。メディア、SNS、ビジネスプラットホーム、ゲームなどジャンルはいくつかに分かれますが、思いついたものをピックアップしただけで、特段何か共通点がある訳ではありません。 いずれも個別財務諸表の数値です。(連結だと、IFRSなどが混ざり、比較しづらいので)また、決算期は、現時点で有価証券報告書のある期を基準にしています。 会社の規模に関係なく、単純にソフトウェアの金額だけを比較しても意味がないので、「ソフトウェア/総資産」、つまり、総資産に占めるソフトウェア(ソフトウェア仮勘定を含む)が大きい順に並べてみました。 こうして見ると、多くの企業があまりソフトウェア資産を計上しない傾向にあるように読み取れます。 会計

    ソフトウェアの資産化について③|ITと決算など
  • Life is beautiful: ソフトウェアの資産計上に関する素朴な疑問

    会計の勉強をしはじめてから、今まで見過ごして来たようなことが気になるようになった私だが、最近一番気になったのが、日経エレの8月13日号に書かれていた、Aplixの76億円の特別損失の計上の件(参照)。要約すると、過去2年の間「ある顧客が買う予定」と言う名目で(経費としては報告せずに)資産として計上してきたソフトウェア資産を、「やっぱりすぐには売り上げにはつながらなそうだから」と一気に特別損失として計上した、というニュースである。 建物や原料のようにはっきりと形のあるものを資産として計上することは会計上もっともなことだが、自社で開発したソフトウェアやパテントのようなものを資産として計上することには非常に大きな危険がともなう。Aplixのケースのように社内で開発したソフトウェアが将来売り上げに繋がらないということはしばしばあるわけで、そんなにあやういものを資産計上されてしまっては、投資家はどの

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