Web解析=効果測定、というイメージがあります。マーケティング施策を企画/実施し、終わった後に効果を調べ、レポートにまとめる。さらによかった点、悪かった点を洗い出し、将来の改善につなげる。図にするとこんなイメージです。 いわゆる「PDCAサイクル」のように見えますが、このようなメンタルモデルにはいくつかの問題点があります 問題点1:検証は最後のオマケ? まず、このようなモデルでは改善が安定しません。「検証」と「改善」が実施よりも後のステップになっているので、予算や時間の都合で後回しになったり、省略されたりしがちです。検証と改善を忘れたとしても、担当の評価や給料が下がるような事態にはなりません。特に、成果がよかった場合は、分析で時間を無駄にしないで現状維持のまますぐに次の施策をスタートした方がよい、と判断されることもあります。 つまり、「検証なんてオマケ」「検証をスキップして次の施策をスター
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