わあ、かわいい箱がたくさん! このお店はいつ頃から始まったんですか? 2009年のオープンなので、もうすぐ8年になります! 京都に工房があるのですが、じつは初めて実店舗を設けたのは、ここ二子玉川なんです。 ということは、ここにある箱はすべて京都でつくられているんですね。 そうなんです。京都でもうすぐ創業100年を迎える「マルシゲ紙器」という紙器メーカーが、わたしたちのルーツでして。 紙のうつわと書いて、紙器(しき)ですか。 ええ、あまり耳慣れない言葉ですよね。 マルシゲ紙器では、厚紙を組み立てた箱にいろいろな模様の紙を貼りつけた「貼箱」とよばれる箱を製造しています。 もともと貼箱はお菓子や扇子、着物などを入れるのに欠かせない存在で、それを職人さんの手でひとつひとつ作っていたのがはじまりなんですよ。 なるほど! 京都の老舗メーカーさんがこんなカラフルな箱を手がけるようになったのはどうしてです