Z世代の学生アスリートのなかには、ソーシャルメディアを通じてトップアイドル級の人気を誇る選手たちがいる。 ルイジアナ州立大学の体操チームに所属するオリビア・ダン (20) は、まさにその代表格で、全米大学体育協会(NCAA)に所属するスポーツ競技選手のなかで「最も稼いでいるひとり」である。 彼女は昨年、テニス界のスターであるセリーナ・ウィリアムズやノバク・ジョコビッチなどのトップアスリートらを代表するエージェンシー「WMEスポーツ」と契約した。米紙「ニューヨーク・タイムズ」によれば、その収入は200万ドル(約2億6000万円)以上だと推定されている。 ちなみに体操選手としての実力は、五輪代表選手であるシモーネ・バイルズやスニサ・リーらが出場した2018年の全米選手権で、総合18位を記録している。 ソーシャルメディア上では「リビー」という愛称で親しまれており、ティックトック、インスタグラム、