先月、千葉県の浦安警察署で、盗撮の疑いで調べを受けていた30代の男が警察官が居眠りをした隙に、取調室から逃げ出していたことが警察への取材でわかりました。男は直後に中学校の屋上から飛び降りて大けがをしていて、警察は回復を待って、改めて取り調べるとともに対応に問題があったとして調査しています。 取調室には当時、2人の警察官がいましたが、1人が書類作成のために部屋から出ていて、40代の警察官だけになっていたということです。 取調室には鍵はかかっておらず、男は警察署のトイレの窓から外側の階段を伝って逃げたということです。 その後、男は、およそ250メートル離れた中学校の屋上から飛び降り、骨を折る大けがをして倒れているのが見つかりました。警察は回復を待って改めて取り調べることにしています。 また、居眠りをした警察官は「うとうとしてしまった」と話しているということで、警察は対応に問題があったとして調査