先日、岸田首相のメガネが10万円であることが話題となった。着用しているのはデンマークのメガネブランド「リンドバーグ」のものであるから、遠近両用レンズを入れていれば実際はもう少し値が張ったのではないかと思われる。 とはいえ、格安店でない限り、上質なフレーム+遠近両用レンズで10万円近くになることもあるだろう。現にSNS上では、「10万円は妥当な価格ではないか」という意見も多く見られた。 何に価値を感じてメガネを買うかは人それぞれ はじめに自己紹介をしておくと、私はメガネ業界をメインに取材をしているライターだ。メガネブランドの多くは春と秋に新作を発表しており、展示会シーズンになると1日に100本以上のメガネを試着することもある。年間の試着数は、数千本に及んでいるかもしれない。 すでに所有のメガネは120本を超え充分過ぎる量を持ってはいるのだが、新作を目にするたびに欲しいフレームは増える一方。さ
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