仕事の強いストレスなどが原因でうつ病などになったとして昨年度、労災と認められたのは608人と、これまでで最も多くなったことが厚生労働省のまとめでわかりました。 厚生労働省によりますと、昨年度、長時間労働や仕事の強いストレスが原因でうつ病などの精神疾患になったとして労災と認められたのは608人でした。 これは、前の年度より99人増えて1983年度に調査を始めてから最も多くなっています。 このうち「過労自殺」に追い込まれたのは未遂も含めて81人となっています。 認定の理由は「上司などからのパワハラ」が99人と最も多く、「悲惨な事故や災害の体験」が83人、「職場でのいじめや嫌がらせ」が71人、「仕事量や内容の大きな変化」が58人などとなっています。 認定された人を年代別でみると最も多かったのは40代の174人で、全体の29%に上ったほか、30代は169人と前の年度より37人増えて増加が目立ってい