美術館で展示してある「モナリザ」に触るなんてとんでもありません! 通常はね。 でも1月からマドリッドのプラド美術館では、むしろ絵画のキャンバスを積極的に触って感じる特別なエキシビジョン「Touch The Prado」を実施中なんです。 Touch The Pradoは主に視覚に障害を持つ人たちに絵画を鑑賞してもらうためのプロジェクト。正確にいうと、オリジナルの絵画を触れるわけではありません。プリントスタジオEstudios Dureroが、プラド美術館に展示してある絵画を特殊な技術を使って立体的に仕上げたもの。使用している技術は違いますけど、イメージは3Dプリントのような感じです。 この3D絵画を制作するにあたっては、まず高解像度のレプリカを用意し、指先や手で感じ取るのに最適なテクスチャーとボリュームを選びました。景色、服、肌それぞれ違ったテクスチャーで表現する必要がありますからね。次は
![触って「見る」アート。Touch The Prado](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b64803c107e7dca666ca312fdfbbdea64b625c68/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fgizmodo%2Fdist%2Fimages%2F2015%2F03%2F150305_touching_the_prado.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)