スーパーやショッピングモールなどで、子どもがショッピングカートから転落するなどしてけがをする事故が、この5年半ほどの間に寄せられた情報だけでも100件を超え、大けがにつながったケースもあったことから、国民生活センターは「命に関わることもありうる」として注意を呼びかけています。 このうち、8割以上に当たる91件で子どもが頭や顔にけがをして、中には骨折が6件、頭などを強く打って入院した事例が5件など、大けがにつながったケースもあったということです。 事故の内容としては、カートからの「転落」が69件と最も多く、親が目を離したすきに子どもがカートの上で立ち上がったり、商品に手を伸ばそうとして、幼児用の座席から身を乗り出したりして転落するケースが見られたということです。 国民生活センターは、カートのいちばん上の部分は高さが90センチ近いものもあり、子どもが転落するとダメージが大きいとして、商品を入れ