IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)は、情報セキュリティにおける各種対策について、その効果を分析したレポート「企業における情報セキュリティ対策効果に関する検証」を2014年3月19日からIPAのウェブサイトで公開しました。 近年、不正アクセスによるウェブ改ざん、標的型攻撃による情報漏えいなど、いわゆる情報セキュリティインシデントが多く報道されています。それを受け、情報セキュリティの重要性は認識され、ほぼすべての組織が何らかの対策を講じています。しかし、多くある対策のうち、どの対策がどの程度セキュリティ確保に寄与しているのかに関して、科学的な分析による効果はほとんど知られていません。 本レポートでは、多くの組織が遭遇する可能性が高いウイルス感染被害に焦点を当て、どのような情報セキュリティ対策が、ウイルス感染リスクを低減させる効果を持つのかについて、企業を対象としたアンケ