ふだんの自分の声が嫌いだ。録音した自分の声を聞くと、思ってたよりも、か細くて甲高い。興奮すると上ずった話し方になって、弱弱しい語尾になる。けれども、酒が入ってリラックスしているとき、驚くほど「通る声」になる。野太いが、こもっていない低音で会話ができる。しゃべってるうちに自信満々になる。 なぜだろうか? どうすれば、あの「声」でしゃべれるのだろうか? 景気づけに酒ひっかけて出社すればいいか、なんてアホなこと考えたこともあったが、「言葉と声の磨き方」でその秘密が分かった。アルコールが大切なのではなく、酒飲んだときのわたしの「状態」がキーだったんだ。上半身(特に両腕)をリラックスさせ、顔の前(鼻の頭)を意識して、のどを開けて腹から発声しているのが秘訣なんだって。つまり、飲み屋で話をするとき、期せずして丁度いい「状態」になってたワケ。 では、その理想的な「声」を、どうしたら(酒なしで)身につけるこ
![わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 自分の声を最適化する「言葉と声の磨き方」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/15a0200e4e07fe1cc7d1d823a40a067a2f708e51/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdain.cocolog-nifty.com%2Fmyblog%2Fimages%2Fsugohon.jpg)