一方で、SIMフリー市場を見ても、やはり主流派スマートフォンだが。NichePhoneという名の通り、市場規模はニッチのようにも見える。同社の勝算はどこにあるのか。フューチャーモデルの代表取締役社長を務める曲亮氏に話をうかがった。 満足度を高めてユーザー層を広げたかった ―― NichePhone-Sに続き、NichePhone-S 4Gも発売されました。後継機を出すに至った経緯を教えてください。 曲氏 3G版のNichePhone-Sを出したときに、対応キャリアが少なく、SIMカードもあまりなかったため、販売してもある程度条件が絞られてしまいました(3G用の設備を持たないMVNOのSIMカードは利用できない)。NichePhone-S 4Gを出したのは、もっとターゲットを広げていきたかったからです。 また、3G版を出してみて、足りない部分があることも見えてきました。そのアンケートを見て、