2014年9月3日(現地時間)、ドイツのベルリンで開かれた家電展示会“IFA 2014”にて、ソニーは最新スマートフォン『Xperia Z3』シリーズを発表した。オーディオからゲームまでの“オールソニー”戦略は、サムスンやアップルといったライバルに通じるだろうか。 ■“感動”価値の積み重ねをフラッグシップ『Xperia Z3』に投入 フラッグシップのスマートフォンは、春にバルセロナで行なわれる“モバイルワールドコングレス”と、秋にベルリンで行なわれる“IFA”で発表を行なうメーカーが増えている。ソニーもそのひとつだ。今年のプレスカンファレンスも、最後に発表されるXperia Z3シリーズに価値がつながるよう、組み立てられていた。 ソニーの平井一夫社長は、このところの戦略である“感動(WOW)を与える商品を重視”する点を強調した。途中、2014年1月にラスベガスで開かれた“CES”の基調講演