今回、「りっすん」に登場いただくのは、合同会社タバブックス代表の宮川真紀さん。「おもしろいことを、おもしろいままに本にして、きもちよくお届けする。」をモットーに、リトルマガジン『仕事文脈』をはじめ、『かなわない』(植本一子著)や『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』(小川たまか著)など、話題の書籍を数多く手掛けています。 会社員、フリーランス、経営者と3つの異なる立場からキャリアを積み、2人のお子さんを持つシングルマザーでもある宮川さんならではの仕事観、そしてこれまでの決断について語っていただきました。 管理職を目指して会社に残るより、フリーランスとして編集を続ける 現在は、出版社「タバブックス」の代表を務められている宮川さんですが、意外にもキャリアの出発点は、外資系コンピューター会社の営業職だそうですね。 宮川真紀(以下:宮川) 私が就職した1985年は、ちょうど男女