2016年11月13日から14日にかけて、世界は68年ぶりとなる明るい月に照らされた。世界中で撮影された圧巻のスーパームーンを紹介しよう。 スーパームーンは、月の軌道が最も地球に近づくのと満月が重なるタイミングの月のこと(決まった定義はない)。満月がここまで地球に接近するのは1948年以来だ。 月が近づいたり遠ざかったりするのは、月が地球を回る軌道が真円ではなく、楕円になっているから。今回、月が最も地球に近づいたのは、日本時間の11月14日午後8時21分。地球と月の中心の間の距離は35万6508キロメートルとなった。