タグ

ブックマーク / cruel.org (1)

  • Yamagata Column in Voice 2007/4

    要約: 格差はもともと悪しきねたみ根性があるので問題になるもので、最低ラインが困窮しない限り問題にすべきものじゃない。しかもその格差がフィリピンみたいに固定されてしまえば不満のネタにもなろうが、アメリカ的に流動するのであれば、むしろだれにでも夢を与える材料としても仕えるのだ。 来であれば、格差を人が気にすべき理由はない。ビル・ゲイツがいくら金持ちだろうと、これからさらにどんなに金持ちになろうと、ぼくにも読者のみなさんにも、まったく関係のないことだ。でも、多くの人はそこまで超然とはしておられず、「なんであいつばかり――」と嫉妬する。いまの格差議論の一部は、こうした不健全な嫉妬の反映でしかないとぼくは考えている。格差に来問題があるとすれば、その下のほうにいる人々がうにも事欠く状態に陥る場合と、その格差が「いくら努力しても自分の状況はよくならない」というあきらめにつながって、社会全体の活力

  • 1