とりあえず、眺めていてもメモリは増設されません。 かといって、現状、筐体を開けるための道具は刃の厚いスクレーバーとムックの付録のヘラしかありません。 カッターの刃でも突っ込もうか、そう思ったりもしましたが、どうやらある程度の強度がないとプラスチックの爪の硬さに負けてしまって、開かないようです。 ムックの分解記事を何回も読んでみると、どうも付録のへらを使うと傷がつく、というのは、ヘラ自体を差し込む際にこじ入れる形になるため、プラスチックが削れてしまう、ということのようで。これならうまいことやれば傷をつけずにすむかもしれません。 そこでとりあえずだめもとで付録のヘラを突っ込んでみることにしました。 …なんじゃこりゃあ? 現代の名匠が無垢のアルミ塊から削りだしたかと思うほど、ほとんど隙間なんかないではないですか。 正規のネジ位置で止めると5ミリ単位でズレてたりする自作PCのケースとは大違いです。