リチャード・リンクレイター監督の新作『6才のボクが、大人になるまで。』が、公開中です。日本公開を前に、主人公メイソンを演じた俳優のエラー・コルトレーンがルーミーの電話インタビューに応じてくれました。 同じ主要キャストが演じる少年とその家族を、12年にわたって撮り続けた画期的な今作。親の離婚や転校、義父からの暴力や初恋など、さまざまな経験をしながら大人になっていくメイソンの姿が丁寧に描かれています。 「ハロー」と電話越しに話し始めたエラーの声は、すっかり大人の男。“6才のボク”はハタチの青年になっていました。今作に出演することになったきっかけは、モデルだった叔母の所属事務所に遊びに行ったこと。そこでオーディションを勧められ、リンクレイター監督と会うことになったそうです。 「オーディションの日のことは覚えているよ。その時点で脚本はなかったから、リチャードは僕に台詞を読ませるのではなく、普通に話