米国のマーシー医務総監が議会に対し、たばこやアルコール飲料と同じような警告表示をSNSアプリに義務付ける法案を提出するよう促した/Spencer Platt/Getty Images via CNN Newsource (CNN) 米国のビベック・マーシー医務総監は、SNSが子どもの心の健康を脅かしている現状に対して緊急の行動が求められると述べ、たばこやアルコール飲料と同じような警告表示をSNSアプリに義務付ける法案を提出するよう米議会に促した。 マーシー氏は17日の米紙ニューヨーク・タイムズへの寄稿で、「若者の精神衛生危機は緊急事態だ。SNSがその重大な誘因として浮上している」と論じた。 その上で、医学誌JAMAに掲載された米医師会の2019年の論文などを引用。同論文では1日3時間以上をSNSに費やす10代は、うつのリスクが2倍になると指摘していた。ギャラップの実態調査によれば、10代が