「若手落語家とファンが交流できる場を」と、店内に高座を備えた「らくごカフェ」がきょう3日、東京・神田神保町に本格オープンする。落語をテーマにした常設のカフェは珍しい。経営者でライターの青木伸広さん(38)は「新しい落語文化を発信できれば」と意気込んでいる。 関連記事ロック誌編集長が書く“落語版ミシュラ…王道の落語残したかった 円楽ら“四天…記事本文の続き 古書店の集まる「神田古書センター」5階にある「らくごカフェ」は、もとは古書店だったスペースに、テーブルやカウンターとともに高座を配置。ふだんはカフェとして営業しながら、約50人を収容するホールとして落語会を貸し切り開催できるよ うにしている。 「神田と名の付くところに落語を聞ける常設の小屋がないのは残念」。地元で育った青木さんは、そんな思いから昨年12月、落語をテーマにしたカフェを開店。その後、「本格的な落語会を開ける場に」と準備を進め