2020年7月25日のブックマーク (1件)

  • 子母澤寛「幕末奇談」 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    1967年に亡くなられた作家・子母澤寛氏は幕末に材を採った作品を多数手掛けられ、勝海舟親子を描いた「親子鷹」「勝海舟」「おとこ鷹」や新撰組の事績を丹念に収集した「新撰組始末記」「新撰組遺聞」「新撰組物語」はベストセラーになった。 特に新撰組について、子母澤氏はまだ関係者が生きておられる時分に元新聞記者の経験を生かして丹念に聞き取り調査を行いこれを元にして新撰組3部作として発表、今日の新撰組研究の先駈けと云える成果になっている。 子母澤氏は幕末維新を敗者である幕府側に立って描かれるケースが中心であり、長州山口県を故郷とする私から見ると少し見方が異なる事も多いが、丹念に脚で書かれたと云える「新撰組始末記」については立場こそ違え、半世紀も前からその努力に敬服していた。 その子母澤寛氏の文庫随筆集「幕末奇談」を近所の図書館で借りだし読み終えた。 幕末の、政治に始まり市井の噂話までを網羅した随筆集

    子母澤寛「幕末奇談」 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
    kfujiiasa
    kfujiiasa 2020/07/25
    読んで頂き大変嬉しいです。 今後の励みになります。 いつも自分で料理されている様子を見て全くその素養のない身が恥ずかしいです。