埼玉県の高校のサッカー部の生徒20人余りが、先月、親善試合で訪れていた韓国で、雑貨店から財布など70点余りを万引きしたとして、韓国の警察に検挙されていたことが分かりました。 それによりますと、先月27日、埼玉県の高校のサッカー部の生徒22人が、親善試合のため訪れていたソウルで、複数の雑貨店から財布やベルトなど70点余り、日本円でおよそ27万円分を万引きしたとして窃盗の疑いが持たれています。 店からの被害届を受け、警察が調べたところ、監視カメラの映像などから高校生の犯行と分かったということで、すでに日本に帰国していた生徒たち全員を再び韓国に呼び寄せて取り調べたところ、生徒たちは犯行を認め、盗んだ品物もすべて押収したということです。 現場はソウル中心部のトンデムン(東大門)市場で、ビルの中に小規模の雑貨店が立ち並ぶ場所で、警察では生徒たちが従業員がいない店から財布などを盗んだとみて調べています